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ドラえもん映画史について

いよいよ明日、もう一度リルルに会える!!

ついにリメイク版 のび太と鉄人兵団 が公開です!!


今さら僕がドラえもん好きなのを説明するまでもないと思うけど・・・好きです。
いくつになっても、この時期は「ソワソワ」しますね。

と、いうわけで、ちょっとドラえもん映画史について考えを纏めてみたいと思います。

よく、「大山どら」「わさドラ」とざっくり分類するけど、
実はそれ以外にもターニングポイントとなる作品はいっぱいある。

僕の考えでは最初の分岐点は「海底鬼岩城」。
ここから芝山努が監督になって、少し対象年齢をあげたというか、マニア心に訴えるようなつくりにシフトしたように思う。
そこから「竜の騎士」までは、ストーリー的にもどこかターゲット層の成長に合わせていると思う。(あくまで個人的な推察だけど)
しかし、「竜の騎士」公開時点でアニメ9年目。
「のび太の恐竜」のとき5歳だったなら、14歳だ・・・。
何が言いたいかというと、ここで初めての大規模な「代変わり」があったのではないかと。
と、いうか「竜の騎士」を見ていると、スタッフはそういうつもりで作っていたのではないか、と思われるわけです。
(そう考えると、主題歌が何故、「友達だから」なのかが解けるように思う。あれはスタッフのメッセージなのでは?)

もう一つの大きな分岐は、「アニマルプラネット」だと思う。
ここから、どこか悪く言えばどこか教育くさい話が多くなる。
その根幹として「人間とは何か」という問いかけがあったように思う。

アニマルプラネットの動物たちは、二足歩行し言語を操り街に暮らす、人間として描かれる。
一方で、悪役のニムゲたちもまた人間で、彼らは別に「地球を悪魔族のものに!!」なんて考えていたわけではなく、ただ単に豊かな大地に憧れただけなのだ(間違ってはいたが)。
僕はここに「人間の尊厳とは」というメッセージを感じるのです。
(そして再び主題歌のことに言及すれば、「天までとどけ」という人間賛歌の歌である。)

そしてこの問題提起は実は「ブリキ」「夢幻」「創世日記」と経て「ねじ巻きシティ冒険記」で大いに花ひらく・・・・はずであったのではないかと・・・思うほどに残念でなりません。
(種まく者、命のネジ、進化しつづけノビタたちの手をはなれてゆくオモチャ、そして 泥棒・・・など、かつてなく哲学的な要素がむき出しにされているので)

さらにいえば、この「人間性」についての問いかけは、あの悪名高き(笑・僕は大好きですけどね!!)「緑の巨人伝」にも見て取れる。
「さらばキー坊」では植物星人はあくまで植物代表であったが、「緑の巨人伝」では植物星人は植物そのものではなく、「植物型の人間」なのだ。
つまり地球人と同じことしてるんですよ、彼らは。
わざわざ「リーレ」なんてオリキャラ(ツンデレ気味)をつくったのにはちゃんとワケがあるんです(と、思いたい)

さて、「南海大冒険」以降は原作にアレンジを加え(ときには足しすぎるほどに・・)て映画に仕立てるというのがセオリーになったけれど、
その21世紀型ドラえもんの方向性を定めたのは「太陽王伝説」だと思う。

ミモフタモナクいってしまえば、「キャラもの」としてのベクトルを選らんだといおうか・・・。

しかしご存知の通り「ワンニャン」で一度すべてリセットして、
絵柄も作風も声も変わったため、キャラクターとしてのブランドもまたイチから積み上げることになったわけで(「ドラえもん」のネームバリューを借りてもなお!!)、そのためか「のび竜2006」から「緑の巨人伝」まではどこか大作志向が見れる。
『「ドラえもん」の映画』ではなく「映画どらえもん」という独立したカテゴリーといったらよいか・・・とにかくテレビアニメと同じ世界観ではない。

その頂点として「緑の巨人伝」があるのだと思います。
なぜかというと、あれほど完全に「ドラえもんの日常」からかけ離れてしまった映画はないからであり、しかもそれを意図的にやっているから。
「あえてドラえもんでやる必要はないのでは・・・?」という声をよく聞きますが、まさにその通りで、「映画ドラえもん」としてできる限界ギリギリまでいったのが「緑の巨人伝」だったのです。

だから良きにつれ悪きにつれ「ドラえもんの枠を越えようとした作品」としてもっと評価・議論されても良いと思うのです。
どうも、「わさドラのダメなところの象徴」と断罪するだけで終わってしまっている場合をよく見るので・・・そうじゃないと思うよ!!ってゆう・・・。

だけど、その路線が、まぁ受け入れられなかったことにより、
急激にまたキャラもの路線に戻ろうとしているように思える。

去年の「人魚大会戦」がまさにその象徴で、とにかく無難な線に落ち着こうとしていた。
「30周年だからね、絶対ポシャれないんだからね!!」というプロデューサーの声が画面から聞こえてくるようであった(そんなことはないか・・・)
しかし皮肉にも、無難すぎて「ソフィアが可愛かったな」ぐらいしか印象に残らなかったですよ、僕には。。

僕としては大作モードが好きだったし、いつかまた「緑の巨人伝」路線にチャレンジしてもらいたいとは思うんですけどねー。
10年に一度くらい・・・。でも、ある子供Aにはそれが始めてのドラ映画になるかもしれないしなぁ・・・それを考えると・・。


さぁ、まぁ、きづけばツラツラ書いてきたけど、
いよいよ明日は「新・鉄人兵団」の公開というわけで・・・楽しみにしつつ不安も大いに・・・って感じですけど、予告編の感じだと結構よさげだったのでかなり期待はしてます。

例の「ザンタクロスの頭脳」も、ひょっとしたら良い改変になるかもしれないし・・・?(リルルの迷いを補完するという意味で)
ただお涙頂戴的に使われるだけなら・・・ノーサンキューですけどね。


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