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ブログ FC2 バナー1 吟遊詩人の遺書  La volonté d'un ménestrel

雪、降りけり。

深夜、バイトからあがると、雪が積もっていた。

すでに溶けかけていて、路面はびしょ濡れ。

嫌だ嫌だ、電車は遅れるし、足は冷たいし、歩きにくいし、
雪なんて、本当に良いもんじゃあない。


雪のない地方で育ったから、子供の頃は雪が降るというと、
それはそれは喜んだものだけど。
ああ、あの日の心、いつからどこに置いてきたのだろう。


靴を少しでも濡らさないようにと、爪先立ち歩く帰り道。
慣れた川沿いの道が、まるで童話の世界になっている。
そんな事にも、感動する余裕がないほど僕は、凍えながらゆく。

ふと、ボトっという音がして、背中に冷たいものを感じた。
雪だ、雪の塊が服の中に入ってきたんだ。
頭上の並木から、重みに耐えかねたのが落ちてきたものらしい。

ああ、もう! こんな偶然ってある!?
不幸だなぁ・・・つくづく、ピンポイントで不幸だ。
そういえば、去年、家の鍵を失くしたのも、こんな雪の日だった。
あの時は本当に死のうと思ったぐらいだ。
本当に、雪なんて良いもんじゃない。




朝、いや、昼少し前、寝そべってミクシィニュースを漁るのにもそろそろ飽きてきたので、
嫌々ながら布団から出る。

モードを切り替える目的だったろうか、
普段は閉めっぱなしの雨戸を、
今日は気まぐれに開けてみた、ら、
そこに雪景色の駐車場があった。

そうだ、昨夜、雪が降ったんだ。

少し、ワクワクした。
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